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本渡中央商店街大火

 1964年10月25日未明、本渡中央商店街をほとんど焼失するという大火災が発生した。
 その頃私は中学3年生、当該箇所から5キロメートルくらいのところに住んでいたが、夜空を赤々と染めるのも目撃し、これはただ事ではないぞと思ったことを覚えている。

 その頃中央バス停は現場のすぐ横にあったが、ずいぶん永く焼けた壁が残っていたことも記憶にある。
 今は勿論、火災の面影はないが、逆に商店街は郊外のテナントに客を奪われ、ひっそりと火の気がないのが気にかかる。